水陸両用の乗り物「ホーバークラフト」の運航会社「大分第一ホーバードライブ」(大分市)は30日、市内の専用ターミナルを発着して別府湾を周遊する便の運航を開始した。初日の4便(旅客定員80人)はいずれもほぼ満席。同社ではターミナルと大分空港(国東市)を結ぶ、日本唯一のホーバーによる定期航路の年内就航も計画している。
午後1時ごろ、青空の下、空気を噴出して浮いた船体がプロペラを回しながら陸上で旋回。ゆっくりと海に滑り出た。家族3人で初便に乗船した大分市の小学5年柴田理帆さん(10)は「揺れは小さかった。陸とは違う景色で面白かった。また乗ってみたい」と興奮気味だった。
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