10月から高知県東部で特別運行されるJR四国の人気観光列車「志国土佐 時代(とき)の夜明けのものがたり」で提供される料理がリニューアルしました。高知県東部の食材の魅力がたっぷりと詰め込まれています。

2020年から運行を開始し、コロナ禍を経ても高い乗車率を誇る「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」。普段は高知ー窪川間で運行していますが、県全体を盛り上げようと、10月4日から12月20日までの毎週金曜日に高知ー奈半利間で特別運行します。

これに合わせて列車内で提供される料理が新しく生まれ変わりました。県東部、「ひがしこうち」の食材をふんだんに使ったアフタヌーンティーセットです。

室戸市を拠点にお菓子を製造している宿泊施設「スカイ アンド シー・ムロト」が手がけています。

(リポート 川見真宵アナウンサー)
「ご覧ください。とってもおもしろい色合いのアフタヌーンティーボックスですよね」

なかでも目を引くのが室戸産の備長炭のパウダーを練り込んだ黒いサンドイッチです。

(リポート 川見真宵アナウンサー)
「黒いサンドイッチ!インパクトがありますね。それではいただきます。とっても香りが豊かです。カツオの香りとほんのり室戸のユズの香りも感じてとっても上品な味わいです」

土佐和紙に載せられたスイートポテトは室戸の西山台地で適度な潮風を受け甘みが増したという金時芋が使われています。

(リポート 川見真宵アナウンサー)
「ずっしりと重いスイートポテトです。絶対おいしい!いただきます。サツマイモの優しい甘みとほんのりした塩気がたまりません。バターのコクも感じられてほんとうにおいしいです」

(スカイ アンド シー・ムロト 河合英治 代表)
「観光列車なので車窓から見える海や山、すばらしい景色を眺めながら『ひがしこうち』ならではのアフタヌーンティーを楽しんでいただければな」

こちらのティーセットは事前予約制で、復路「雄飛の抄」のみで提供されるということです。

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