この中で、競泳の男子50メートル平泳ぎ運動機能障害のクラスでの金メダルをはじめ、個人で出場した4種目すべてでメダルを獲得した鈴木孝幸選手は「日本から多くの人に応援してもらい、大変うれしく思っている。パラリンピックが発展するようにお力添えをいただきたい」と述べました。

これに対し、岸田総理大臣は「多くの国民に勇気と元気を与えてくれたことに心から感謝したい。政府もパラスポーツの環境整備を通じて多くの人々の意識を変え、共生社会を充実させていきたい」と述べ、健闘をたたえました。

このあと、オリンピックも含めたパリ大会のメダリストや入賞者らに対する感謝状の授与式も開かれました。

鈴木選手は、出席を終えたあと記者団に「パラリンピックは多種多様な障害がある人が同じ枠内で一生懸命競い合うところが魅力だと思う。そこから多様性などを理解してもらい、私生活に落とし込んでもらえると、共生社会の実現も進んでいくと思う」と話していました。

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