本大会出場を決めて喜ぶ日立製作所の選手たち=川崎市の等々力球場で2024年9月11日、磯貝映奈撮影

 第49回社会人野球日本選手権の関東地区予選は11日、神奈川・等々力球場で代表決定戦があり、日立製作所がJR東日本に5―0で勝ち、2大会ぶり14回目の本大会出場を決めた。JR東日本は敗者復活1回戦に回った。日本選手権は今秋に京セラドーム大阪で行われる。【磯貝映奈】

日立製作所・林治郎監督

 (勝った瞬間は)この選手たちと全国大会を経験したいという思いが強かったので、素直にうれしかった。全員が勝ちに対する意識を強く持った結果。最後のアウトまでしっかり集中できていたし、夏の都市対抗(北関東2次)予選で敗退した悔しさを持ち続けられたのがチームが成長した一つの要因だと思う。

 (4併殺など堅守備)新チームの立ち上げの時から守備を強化する方針だったが、都市対抗予選では守備のミスで勝ちきれなかった。一つ一つのアウトにこだわる、特に投手との連係プレーに時間を割いてきた。簡単には負けないチームになってきた。

JR東日本・浜岡武明監督

 完敗。守備のミスや併殺(打)が多かった。相手の岡(直人)投手にうまくやられてしまった。(先発の)西田(光汰)はエースなので勝っていようが負けていようが、本当は最後まで投げきってほしかった。非常に残念。自分のミスからの失点もあったので今後に生かしてもらいたい。(敗者復活戦に向けて)次があるだけでも良かったと思って、切り替えるしかない。

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