日本のメダルラッシュに湧くパリ五輪。7月29日は32歳で悲願の五輪出場を果たした静岡県浜松市出身で柔道73kg級の橋本壮市 選手が登場します。
日本の御家芸とも呼ばれる柔道。
日本のパリ五輪金メダル第1号は柔道女子48kg級の角田夏実 選手(31)でした。
そして男子66kg級では阿部一二三 選手(26)が妹の無念を晴らす五輪連覇を達成。
7月29日に登場する浜松市出身の橋本壮市 選手は、日本柔道界・史上最年長の32歳で初めての五輪出場となります。
片手袖つり込み腰、通称・橋本スペシャルを武器に、世界選手権を制した実績もある橋本選手。
引退を考えながらも、ふるさと浜松からの温かい応援が柔道への情熱をよみがえらせてくれたと話していました。
柔道73kg級(浜松市出身)・橋本壮市 選手:
本当に五輪で勝つ準備はできた。金メダルを静岡に持ち帰りたい
橋本選手が稽古を重ねた道場
橋本選手が稽古を重ねた静岡県浜松市中央区の道場から中継でお伝えします。
熊崎結萌 アナウンサー:
浜松市中央区の道場「育誠館」に来ています。
こちら橋本選手が小学校時代に入門した道場で、いま私が立っているこの畳には小学校2年生~6年生までの努力の汗が滲んでいるということです。
そして初めてのオリンピックを迎える橋本選手を応援しようと道場のOBや後輩の子供たちがかけつけてくれました。
では、小学校時代に橋本選手を指導していた育誠館の館長・杉山崇さんにお話をうかがいます。
-いよいよ初めての五輪の舞台ですが、いまどんな気持ちですか?
育誠館・杉山崇 館長:
やっとつかんだチャンスなので頑張ってもらいたい
-一時は引退を口にしていましたが、いま橋本選手にはどんな言葉をかけたいと思いますか?
育誠館・杉山崇 館長:
大野選手が今までこの階級では強かったので、なかなかチャンスがないかと思っていたが、今回チャンスを得ることが出来たので、ぜひ持っている力を十分出して頑張ってほしい
-どんな活躍を期待していますか?
育誠館・杉山崇 館長:
やはり金メダルをとってもらいたい
-橋本選手の苦労や頑張りはどう映っていますか?
育誠館・杉山崇 館長:
自分の持っている力を自分の集大成として頑張ってもらえればと思う
-橋本選手は小学生の頃どんな選手でしたか?
育誠館・杉山崇 館長:
本当に練習を休まない、一生懸命やる子で、勝気な子でした
-橋本選手といえば「橋本スペシャル」が得意技ですが、どんな試合展開を期待したいですか?
育誠館・杉山崇 館長:
まずはどんな技でもいいので、一本取って優勝してもらいたい。その中で「橋本スペシャル」が出ればなおさら嬉しい
橋本選手が出場する73kg級は、大野将平 選手が2連覇していてメダルも期待される階級です。
浜松からの応援がきっと橋本選手の後押しとなるはずです。
橋本選手が通った道場から中継でお伝えしました。
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