パリ五輪が開幕し、県出身の選手も大舞台で奮闘している。バレーボール男子の高橋健太郎選手には出身地・川西町から大声援が送られた。

バレーボール男子の初戦、世界ランク2位の日本はおととい(27日)11位のドイツと対戦した。
川西町では、初めて五輪で戦う町出身の高橋健太郎選手を後押ししようと、パブリックビューイングが行われ、約230人が集まった。

「健太郎くんの地元なので、応援したいと思ってきた。精一杯頑張ってもらいたい」
「期待大。目指せ金メダル、頑張ってほしい」

高橋選手の出番は、終盤の第4・第5セット。
高橋選手の持ち味のブロックは出なかったが、献身的にクイックに入っておとりになり、スパイカー陣をサポートした。
フルセットの末、敗れた日本。メダルに向かって次こそ勝利に期待したい。

「高橋選手は出てこないかと思ったが、コートに立っている姿が見られて町民として大変うれしい」
「きょうは悔しかったけど、次も頑張って応援して、勝ってほしい」

日本の次の試合はあさって(31日)のアルゼンチン戦。川西町ではあさってもパブリックビューイングが行われる。

そしてもう一人、山形市出身の鈴木透生選手が主将として率いる水球男子はきのう(28日)東京五輪で金メダルを獲得したセルビアと対戦した。
試合は日本が1点リードで前半を折り返し、鈴木選手も2点を挙げるなど活躍を見せたが、惜しくも15対16で敗れた。
日本はあす(30日)フランスと対戦する。

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