西日本最大級のショッピングモールとして、12月、開業から10年を迎えた岡山市のイオンモール岡山。大森雅夫市長は12月24日、市中心部のにぎわい創出のきっかけになったという認識を示しました。

(岡山市 大森雅夫市長)
「イオンモールそのものの1人あたりの滞在時間も増えている若者も多い、そういう方々が、ハレまち通りに出たり、ハレノワに行ったり、いい流れになっていると思う」

大森市長が24日の会見で、このように述べました。

年間2000万人の集客を見込んで2014年12月、JR岡山駅南側に開業したイオンモール岡山。コロナ禍がありましたが、現在も多くの客が利用しています。

開業を受けて、市は新しい市民会館、岡山芸術創造劇場ハレノワを整備するなどにぎわいをまちに波及させようと取り組んできました。

(佐藤理子アナウンサー)
「にぎわいの波及に関してもう一つのポイントはこちら。ハレまち通りです。市は当初2車線だったのを1車線にして、歩行者が歩きやすい道にしました」

こうした取り組みの結果、市中心部では、回遊性が生まれ、2023年、休日の人出が、6年前の2018年に比べて約1.4倍に増えたということです。

岡山はショッピングモールと共存を図ることで、新たなまちの形を示す10年となりました。

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