2025年夏の参院選・鹿児島選挙区をめぐり、自民党県連は公認候補として元参議院議員の園田修光さんを擁立すると発表しました。

一方、野党にも公認候補を擁立する動きがあり、1議席を与野党が争う構図となりそうです。

自民党県連は24日、2025年夏の参院選の党公認候補として園田修光さんに決定すると正式に発表しました。

園田さんは鹿児島市出身の67歳で、県議会議員2期、衆議院議員、参議院議員を1期ずつ務めています。

2025年夏の参院選 自民党公認候補・園田修光氏(67)
「参議院の自民党候補は『公認が決まれば当選した』みたいなことは、そんな甘いもんじゃないと思っている。しっかり戦い抜いていきたい」

自民党県連は公認候補について、県議会議員の外薗勝蔵さん(73)と園田さんの2人を党本部に推薦し、判断を委ねていました。

県連によりますと、党本部からは情勢分析の結果などから園田さんに決定したと説明があり、自民党が3回実施した世論調査では、衆議院の選挙区で見たときに、3区以外の1、2、4区は園田さんが上回ったということです。

一方、2025年夏の参院選・鹿児島選挙区を巡っては、立憲民主党も公認候補を擁立する予定で、県連の川内博史選対委員長はKTSの取材に対し、「選考は進んでいるがまだ決定していない。来年の早い時期に発表したい」とコメントしています。

また、共産党県委員会も「候補者を擁立する方向で調整中」としています。

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