石破首相は24日の記者会見で、アメリカのトランプ次期大統領との会談について、「北東アジア情勢や経済について基本的な認識を一致させることは極めて重要だ」と意欲を示した上で、「最も適当な時期を選ぶ」と語った。

会見で石破首相は、トランプ氏との会談について問われ、「先般、安倍元総理のご令室であられる昭恵さんがトランプ次期大統領夫妻と懇談され、そのときにそういう(会談の)メッセージを託されたということだ。具体的日どりについてまだ政府部内で先方との調整がついているものではない」と語った。

その上で、「時期についても色々な議論がある。まだ正式に就任していない時に会うのはどうなんだという議論と、2月3月になると国会日程も非常に厳しくなる、その時より早いほうがいいというのと両論ある。私としては日米同盟をさらなる高みに引き上げていくために、北東アジア情勢について認識を一にすることは大事なことだと思っている」と意義を語った。

そして「時期は最も適当な時期をこれから選んでいく。相手のあることなのでこちらが一方的に言えることではないが、地域情勢について、あるいは経済について基本的な認識を一致させるということは極めて重要だと思っていて、適当な時期というものを模索してまいりたいと考えている」と強調した。

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