川内原発がある薩摩川内市を、12月18日、九州電力の池辺和弘社長が訪れ、田中良二市長と面会しました。
田中市長は2025年2月に予定されている、国の原子力総合防災訓練について、能登半島地震を踏まえ実効性を高めるよう要望しました。
18日、薩摩川内市役所を訪れた九州電力の池辺和弘社長は、2025年11月に田中良二市長が2期目の任期となって以降、初めて面会し、市長から川内原発の安全管理の徹底などを求める要望書が手渡されました。
また、2025年2月の国の原子力総合防災訓練については、能登半島地震を踏まえて、実効性の高い訓練をするよう申し入れました。
薩摩川内市・田中良二市長
「能登半島地震を踏まえた対応など実効性の高いものとなるように、積極的に取り組むことを要請、要望します」
九州電力・池辺和弘社長
「原子力総合防災訓練においても関係機関と連携を図り、事業者として役割を果たす。要望を真摯に受け止めます」
国の原子力総合防災訓練の、県内での開催は2013年10月以来です。
今回は、原発事故による避難に加え、能登半島地震を受け、孤立地域への物資輸送、倒壊家屋からの救助、通信障害への対応も訓練されます。
九州電力・池辺和弘社長
「非常に大事な訓練だと思います。我々も準備に万全を期して、国の関係機関と調整し、準備に取り組みたい」
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