北陸新幹線の大阪延伸について与党の整備委員会が開かれ、現行の「小浜・京都ルート」について3つあるルート案の最終決定に向けて協議が行われましたが、結論は出ませんでした。

18日午後5時から開かれた北陸新幹線の与党整備委員会。

西田昌司委員長:
「詳細な駅位置・ルートの絞り込みについて委員会の委員のみなさまと話をさせていただきたいと思いますので…」

整備委員会では今月に入ってから実施したJRや沿線自治体などへのヒアリングをもとに現行の「小浜・京都ルート」の中で駅の位置や3つあるルート案の最終決定に向け協議を行いました。

先週行われたヒアリングjでは京都府の西脇(にしわき)知事から地下水への影響を懸念する声や地元の負担を最小化するよう要望がありました。また、大阪府の吉村(よしむら)知事からは小浜・京都ルートの建設費が最大5兆円に膨れ上がるなど前提条件が変わっていることを踏まえ費用対効果の数値を示すよう注文がついていました。

18日の整備委員会では詳細なルート案について結論が出ず、今週中に再度、委員会を開いて議論するということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。