「冬の交通安全県民運動」の出発式が山形警察署で行われた。山形署管内では、ことしの飲酒運転の検挙数がここ10年で最多となっていて、期間中も引き続き飲酒運転撲滅に重点に取り組む。

「冬の交通安全県民運動」は、12月11日から20日までの10日間、「飲酒運転撲滅」の活動とともに行われる。

運動の重点は「冬道でのスリップ事故防止と早めのライト点灯・ハイビームの積極的活用」「夕暮れ時からの横断歩行者事故の防止」「悪質・危険な飲酒運転の撲滅」の
3つ。

山形警察署で行われた出発式には、市や警察・交通安全協会などから40人が出席し、期間中の取り組みを確認した。

山形署管内ではことしの飲酒運転の検挙件数が70件に上り、2023年の同じ時期と比べ1.5倍以上に増えている。
これは過去10年で最も多い数で、宴会などが増える年末に向けて飲酒運転撲滅に特に力を入れていく方針。

(山形警察署生活安全課・藤田周平係長)
「年末年始にかけて人の流れ・車の動きも活発になるので、飲酒運転の取り締まりも強化していきたい」

期間中はスーパーなどの大型店での事故防止の啓発や、飲食店を訪問して飲酒運転防止の呼びかけも行われる。

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