公明党の斉藤鉄夫代表は11日収録のBSテレ東「NIKKEI日曜サロン」で10月の衆院選で比例代表の得票数が600万票を割ったことを巡り「現役(世代)の方や子育てで苦労している方に向けた政策を出したが、訴求が足りなかった」と分析した。

自民党が派閥の政治資金問題で非公認にした候補に公明党が推薦を出したことについて「清潔な政治姿勢に疑問抱かせた」と振り返った。

公明党は10月衆院選で公示前より8議席減となる24議席にとどまった。斉藤氏は小選挙区の候補が比例と重複立候補しないことに関して「退路を断つという意味で覚悟を示した。今後はその点もしっかり考えたい」と述べた。

2025年は同党が重視する東京都議選と参院選が控える。斉藤氏は「選挙に勝ち党の再生を果たし、世代交代をするのが私の役目だ」と話した。

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