日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は11日、政府の2024年度補正予算案を巡り、抜本的な変更を求める「組み替え動議」を提出する方針を表明した。高校授業料の無償化や能登半島地震からの復旧・復興支援強化を求める。大阪府庁で記者団に語った。

維新は同日、国会議員団の役員会を国会内で開き、組み替え動議の提出を決定した。

岩谷良平幹事長は役員会後に国会内で記者会見を開いた。立憲民主党が11日に単独提出した補正予算案の修正案について高校授業料の無償化が盛り込まれなかったため、維新と立民で共同提出できなかったと明かした。

補正予算案などへの賛否に関しては「われわれが強く打ち出しているのは高校授業料の無償化だ。これに対する対応を見定めて最終的に両院議員総会で態度を決定したい」と述べた。

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