任期満了に伴う11月の新見市長選挙で、初めて当選した石田實新市長が、12月3日、初登庁しました。

午前9時に公用車で到着し、職員から拍手で迎えられる石田新市長。花束を受け取り、胸に、市長のバッジ「市長徽章」を付けてもらいました。その後、市長の椅子に座り職責の重さを実感していました。

そして、幹部職員を前に訓示を行い、市内の高校の存続や赤字が続く鉄道の問題などについて「職員の英知と情熱を結集しながら活力ある市政を推進したい」と決意を語りました。

(新見市 石田實新市長)
「市民生活に直結しているようなことであれば行政ですから、利益が出なくても、もちろんやっていかなければならない。市民のためになっていないというような事業につきましては、やめていくと」

新見市議会の議長も務めた石田新市長は、11月17日の市長選で前の市長を304票差で破って初当選。前の市長は12月7日の任期満了を待たずに、2日付けで辞職しています。

石田新市長の任期は4年後の12月2日までで、12月12日に開かれる12月定例市議会で所信を表明します。

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