2024年10月に行われた衆議院議員選挙を巡って、香川県の小豆島と坂出市の公立病院に勤める職員合わせて3人が公職選挙法違反の疑いで書類送検されていたことが病院などへの取材で分かりました。
書類送検されたのは、香川県小豆島町の小豆島中央病院の職員1人と坂出市立病院の職員2人です。
小豆島中央病院によりますと、職員1人は24年10月の衆院選を巡って、外部の団体から、特定の候補者の後援会の入会申請用紙を配るよう依頼され、病院の中で約50枚配ったということです。
また、坂出市立病院によりますと、職員2人は外部の団体から、特定の候補者の後援会の入会申請用紙を配るよう依頼され、部下の職員約30人に配ったということです。
それぞれの病院は、OHKの取材に対し、職員に違反の認識はなかったとした上で、再発防止に向けて周知を徹底するとしています。香川県警は衆院選を巡り、公職選挙法違反の疑いで2件、書類送検したと発表していました。
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