高知県南国市にある観光農園で、小学校の児童たちがイチゴ狩りの体験学習を行いました。子どもたちはイチゴ狩りを通じて農業の楽しさに気づいたようです。

子どもたちがイチゴ狩りを行ったのは、南国市の西島園芸団地です。イチゴの収穫シーズンが終わるのを前に、近くの長岡小学校の4年生50人を無料でイチゴ狩りに招待しました。子どもたちが最初に教わったのは、農作物を育てるむずかしさ。いつも当たり前のように食べている果物や野菜にも、上手く、おいしく育てるコツがあることを学びました。

(西島園芸団地 公文洋 栽培アドバイザー)
「農作物作るときに何が難しいかって言ったら、作物の表情、状態ですね、表情を見極めるのが非常に難しいです」

イチゴの上手なとり方を教わって、いよいよイチゴ狩りがスタート。この日子どもたちが収穫したのは「よつぼし」という品種のイチゴです。糖度が高く、濃厚な味わいが特徴です。

(リポート:川見真宵アナウンサー)
「なんとこちらのイチゴ狩りのハウス内32.2度もあります。汗が吹き出る暑さです。その暑さに負けず、子どもたちイチゴ狩りに熱中しています」

子どもたちは、真っ赤に色づいたイチゴを夢中で摘み取ります。採っては食べ、採っては食べ、を繰り返し、この表情!

「うん!おいしい」

「収穫しながら食べられるなんて幸せでした」
「きのう食べたのと直接摘んで食べたのが全然味が違うし、楽しめた。すごくおいしかった」
「(Q.とったイチゴはだれにあげる?)しょうくんにあげる!弟!」

イチゴは箱いっぱいでおよそ1キロになるということです。子どもたちは思う存分イチゴの収穫を楽しんでいました。

(西島園芸団地営業部 澤村潤 主任)
「まずは『楽しさを伝えたい』をテーマにしていたので、子どもたちの未来の可能性を考えると、色々な体験を通じて学んでもらえたらなと思っています」

西島園芸団地では今後も継続的に子どもたちに農業の体験学習を提供していきたいとしています。なお、一般のイチゴ狩り体験は6月9日までです。

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