高知県三原村の公園で色とりどりのスイレンの花が池に咲き、訪れる人達を楽しませています。
野鳥のさえずりが響く三原村宮ノ川の星ヶ丘公園です。地元の住民グループが園内の手入れをして草花や花の咲く木などを育てています。池には温帯性と熱帯性のスイレンが500株ほど植えられています。4月中旬から温帯性のスイレンが花を咲かせ始め、14日の午前中も赤やピンクなどの鮮やかな花が水面を彩っていました。
公園にはこちらも彩り豊かなコイのぼりが60匹余りあげられています。風を受けて揺らめくコイのぼりが水面に映り込み、池の中を泳いでいるようにも見えました。
スイレンの花は日がかげると閉じてしまうためじっくり観たり写真を撮ったりできるには午前10時ごろから昼過ぎまで。池のほとりには画材を揃えて絵を描く画家の姿がありました。
「太陽の光がすごく透き通っていて、水面に反射した色が、本当に原色に近いというか、生き生きと、僕の目にはうつって見えるので、描かずにはいられないですね。風が吹いていない、鏡のような水面を何とか表現したい」
来月中旬には池の周りにアジサイの花が咲き、気温や水温が高くなってくると熱帯性のスイレンも水面から顔を出して花を咲かせ始めます。スイレンの花は9月末まで楽しめるということです。
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