『【推しの子】』などの大人気漫画の生みの親として知られる、新潟県佐渡市出身の赤坂アカさんの企画展・『赤坂アカの世界展』が、新潟市マンガ・アニメ情報館で5月11日から6月30日まで開催されています。

会場には、漫画家から原作者に転身した赤坂アカさんが生み出した人気キャラクターである『【推しの子】』の“星野アイ”や、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の“四宮かぐや”などのカラーイラストのほか、漫画の“設計図”とも言うべき「ネーム」と呼ばれる下書きや漫画原稿など、制作の裏側ものぞける貴重な資料が多数展示されています。

また、物語に出てくる言葉の解説や、作品の考察、雑学などが紹介されているのも、この企画展の特徴です。

【新潟市マンガ・アニメ情報館 小池利春統括館長】
「“読める”展覧会という感じがします。学びがありつつ、先生の世界観の中身を深く知ることができる、非常に興味深い展示の形になっていると思います」

新潟市マンガ・アニメ情報館で開催された『赤坂アカの世界展』初日の11日には、赤坂アカさんのサイン会も開催されました。

【赤坂アカさん】
「僕個人の展覧会というのは初めてなので。すごく気恥ずかしい思いがあります」

― 普段表に出ない“ネーム”の展示について…
「どういう感じのネームを描いてきたのかバレちゃって、こんな適当に描いているんだって、バレちゃうじゃないですか。これがまず一番恥ずかしいです」

「僕にとって新潟はやっぱり、ホームみたいなところがあって、来るとホッとしますし、帰ってこられる場所で展覧会ができてすごくうれしく感じています」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。