今年も残るところ、あと2か月ほどになる中、正月に向けた「おせち」商戦が始まっています。
物価高の影響で商品の価格は上がる中、どんなおせちが人気となっているんでしょうか。

10月からおせちの特設売り場を開設している宮崎市の宮崎山形屋。売り場前には商品選びに悩む買い物客の姿が。

(客)
「子どもたちが結婚して家族が増えたので、4、5人分で何か良さそうなのをと思ってるんですけど。集まって楽しくやりたいなと思っています」
「(正月は)来れば孫が一人くらい、。若い人も少しつまめるようなと思ってますけど」

(宮崎山形屋営業部販売促進担当 德留 豪 さん)
「すべての商品で112種類、おせち展開しております。(販売)初日にすごく集中しまして、例年と同じくらい、多くのお客様に購入いただいているところです」

さまざまな種類がそろう中、一番人気のおせちは、山形屋限定の商品。

宮崎や鹿児島の食材をふんだんに使用しているほか、和と洋のメニューがあわさったものなど種類や大きさも複数から選ぶことができます。

また、全体的に人気となっているのが大人数用のおせち。
コロナ禍以降、1人から2人用の需要が高くなっていましたが、今年は、親子3世代で楽しめるものが売れているそうです。

(宮崎山形屋営業部販売促進担当 德留 豪 さん)
「遠方から子どもさんだったり、お孫さんだったりの帰省にあわせて、ご購入していただいているという部分もあり、3人から5人前のおせちがよく出ているという傾向です」

さらに、多くの世代が楽しめるよう、今年、初めて用意したのが・・・

(宮崎山形屋営業部販売促進担当 德留 豪 さん)
「おせちとプラス1品というところで、今回、こちらのプラスで和栗のモンブランと、肉オードブル重も初めて取り扱いしております。若い世代に向けてというところで、ご準備いたしました」

一方、気になるのが、物価高の影響。

今年の平均価格は去年と変わらず2万6500円でしたが、食材費や包材費などの高騰で、今年は、10社ほどが、去年と比べて、1段につき1000円ほど値段を上げたということです。

ただ、完売している商品もあるということですでに正月への準備が始まっているようです。

(宮崎山形屋営業部販売促進担当 德留 豪 さん)
「たくさんの種類ある中だとは思いますけが、新年を迎える大切なおせちとなると思いますので、じっくり店頭に来ていただきまして、今回、新しく取り扱いしている商品もございますので、ぜひ、そちらも見ていただければと思います」

宮崎山形屋のおせちの取り扱いですが、店頭での予約は12月15日まで、オンラインショップと電話での予約は12月2日までとなっています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。