「ネクタリン」というフルーツをご存じでしょうか?
モモの一種で、7月から9月に旬を迎えます。

岩手県二戸市の果樹園で生産されているネクタリンを使った、二戸市内のカフェで毎年人気のスムージーを取材しました。

(奥村キャスター)
「おー赤い実がたくさんなってる!これがネクタリンの木ですね。立派ですね」

二戸市石切所の荒谷果樹園では35年前からネクタリンを生産しています。

(荒谷果樹園 荒谷直大さん)
「毛がないというところが特徴で(モモだとありますもんね)食べてもらうとモモの香り 独特な酸味が特徴だと思います」

ネクタリンの原産地は中央アジアのトルキスタン地方と言われ、日本には中国から伝わりました。

国内では長野県、山梨県、福島県を中心に生産されています。
荒谷果樹園ではリンゴ、サクランボ、ブルーベリーを主に生産していて、園内には5本のネクタリンの木があります。

(荒谷果樹園 荒谷直大さん)
「モモと一緒で非常にデリケートなので作るのが難しいというか気を使うんですけど、産直で切れ目なく出したいと思って作っています」

9月は収穫終盤。木になる実は完熟です。

(奥村キャスター)
「美味しい!もっと酸っぱいと思っていた(ですね 思ったよりは甘味が・・・味が濃いのだと思います)そう 濃厚ですね 桃と何だろう…もうちょっとなんだろうマンゴーの酸味みたいな(だから独特と言うのがふさわしいかなと)」

そのまま食べても美味しいですが…


二戸市堀野にあるカフェ「オリオリ」では、毎年9月に荒谷果樹園のネクタリンを使ったスムージーの販売を始めます。

(カフェスタンド オリオリ 工藤さおりさん)
「待ってる方がいらっしゃるんですお客さんにもみなさん感動してくれます」

作り方は、完熟のネクタリンを皮をむいてカットし、半分はてんさい糖で煮て半分は生のまま冷凍。

凍ったネクタリンと牛乳をミキサーにかけたら期間限定「ネクタリンスムージー」の完成です。

(奥村キャスター)
「冷たくて爽やかな甘みですね」

カップの底に甘く煮た冷凍ネクタリンが敷かれているのでかき混ぜると…

(奥村キャスター)
「また味変で混ぜて飲むと甘みが増す 美味しい!」

最後まで飽きずに美味しくいただけます。

今年のネクタリンスムージーは11日販売がスタート。
冷凍したネクタリンが無くなる11月上旬ごろまで楽しむことができます。

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