パリオリンピック™で金メダルを獲得した櫻井つぐみ選手と清岡幸大郎選手が母校を訪問しました。生徒たちは夢に向かって諦めずに進むことの大切さを学んだようです。

母校を訪れたパリオリンピックレスリング金メダルリスト櫻井つぐみ選手と清岡幸大郎選手。

高知国際高校は2人の母校=高知南高校と高知西高校が統合してできた学校です。生徒からの質問コーナーでは「自分のしたいことを叶えるために心がけること」について生徒たちに語りました。

(櫻井つぐみ 選手)
「具体的な目標を立てて、そのためにはどうしたらいいか考えながら毎日過ごす。毎日、過ごす中で1個1個の小さな目標を達成していく中で目標にもたどり着く」

その上で、生徒たちにメッセージを贈りました。

(清岡幸大郎 選手)
「できないことはないと思います。夢を負い続けて、目標に向けての努力を続けていれば、結果に結びつくとも思うので、できるだけ簡単に諦めないで、辛抱強く夢に向かって頑張ってください」

集まった800人以上の生徒たちは金メダリストの話に真剣に耳を傾けていました。

(レスリング部 生徒)
「実際にオリピンクで優勝している2人の技術とか貴重なので、全力で盗んで自分のものにしていきたい」

(生徒)
「これかも努力を続けて2人のような活躍できる人になりたいなと思いました」

去年、高知国際高校で教育実習を受けていた清岡選手。教え子からサインを求められると笑顔で応じるなど久しぶりの出会いを楽しんでいました。

(生徒)
「昼休みに相談をいっぱいして、親身に(相談に)のってくれた」

(清岡幸大郎 選手)
「喜んでもらえるので、それが自分にとってもうれしいですし、次に向けて頑張っていきたい」

櫻井選手は午後、母校の野市中学校を訪問。およそ70人の生徒たちが鳴子を使っておめでとうメッセージを送りました。質疑応答ではメンタルや食事に関する質問が飛び出し、生徒たちは金メダリストとなった偉大な先輩の話に目を輝かせていました。

(生徒)
「ご飯はどんなものを食べてますか」

(櫻井つぐみ 選手)
「バランスの整ったご飯を食べるようにしていて、でも減量も特にはそんなにしていないので、すごく我慢したりはしなくて、ご褒美にケーキ食べたりとかアイス食べたりとかは全然します」

移動中にサインを求められるなど身動きがとれなくなるほどの人気ぶり。短い時間でしたが、櫻井選手は後輩たちとの交流を楽しんでいました。

ふるさとでの思い出を胸に清岡選手は24日、櫻井選手は25日に高知を発つということです。

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