一年で最も早い県産の新米=「南国そだち」が出荷の最盛期を迎えています。29日、出荷を記念したセレモニーが行われました。

出荷の最盛期を迎えているのは、高知市や南国市などで生産されている「南国そだち」です。2月に苗を植えはじめ、7月から8月ごろに収穫される極早生品種で、一年で最も早い県産の新米となっています。

29日は、関係者らが試食を行い今年の出来栄えを確かめていました。

「歯ごたえ、お米独特の食感・味わい、風味も大変おいしいと思います」

JA高知県によりますと2024年は気温が安定し、梅雨に適度に雨が降ったため成長が早く、例年より3日~6日ほど早く収穫されています。出荷量は例年並みを見込んでいるということです。

(JA高知県農畜産部米穀課 濵田和彦 課長)
「関西・関東に足を運んだら、『早く届けてほしい』という声をいただいたので、今、収穫した米を取引先にすぐ販売しています。ぜひ食卓で、おいしい新米を食べてください」

「南国そだち」以外の早期米も、今後、出荷の最盛期を迎える予定です。

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