自分で物事を体験し、達成感や挑戦する気持ちを育んでもらおうと、大学生が企画した体験イベントが28日に高知市で開かれました。

「できでき広場」と銘打ったこのイベントは、子どもたちに「できる!」や「できた!」という気持ちを育んでもらおうと、高知大学教育学部3年の安田幸太郎(やすだ・こうたろう)さんが企画しました。

対象は小学生で、用意されたブースは、誰もが楽しみながら達成感を得られるというルービックキューブやマジックへの挑戦、それにコケを使ったアート制作や消しゴムはんこを使ったうちわ作りです。安田さんが実際に参加した教育現場で物事の”過程“に関心を持つ子どもが少ないと感じたことから企画されたこのイベント。訪れた人たちは目標達成に向けて楽しみながら自分で考えたり、想像力を膨らませたりしていました。

(参加者)
「楽しかった。コケ(作りが楽しかった)」
「楽しいけど難しい。楽しんでやりたい」

(安田幸太郎さん)
「子どもたちが楽しんでいて、僕自身本当に心が温まるというか、本当にやってよかったなと思っている。(子どもたちが)達成感を得られて、その上で興味や関心につながって、その先に自分に自信を持って何かにチャレンジしてもらうような子どもが増えればいいなと思う」

安田さんはさまざまな分野で達成感を得られるイベントを行いたい考えで、今後スポーツの体験イベントも企画しているということです。

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