東海道新幹線の豊橋―三河安城間で22日に保守用車同士が衝突、いずれも脱線した事故で、JR東海は26日、負傷した作業員が4人になったと明らかにした。当初は2人としていたが、追突された車両に乗っていた2人も24日に医療機関を受診し、首や腰を捻挫していることが判明したという。

 事故は22日午前3時40分ごろ、愛知県蒲郡市で発生。線路に敷く砂利の運搬車両が停止車両に追突した。車両から油が漏れたほか、線路設備の故障があり枕木約20本を交換した。

 復旧作業に時間を要し、東海道新幹線は22日、浜松―名古屋間の上下線で終日運転を見合わせた。上下計328本が運休、約25万人に影響した。

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