パリオリンピック™は開会式に先立ち、サッカー男子の予選リーグが始まりました。日本代表は日本時間の25日未明に南米の強豪・パラグアイと対戦。
元アルビレックス新潟のMF三戸舜介のゴールやFW藤尾翔太の2ゴールなど5対0で快勝しました。

試合は前半4分、コーナーキックからDF関根大輝(柏)が頭で合わせますが、キーパー正面。得点には至りません。

すると、待望の瞬間は前半19分でした。日本は左サイドを駆け上がったDF大畑歩夢にFW斉藤光毅(ロンメルSK/ベルギー)がパス。大畑がペナルティエリアに折り返すと、待っていたのはMF三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)。三戸は落ち着いて右足を振り抜くと、ボールがゴールへと吸い込まれました。日本、先制に成功します!

しかし、前半22分でした。センターサークル付近でFW平河悠(町田→ブリストル・シティ/イングランド)が相手選手に右足首を踏まれ、倒れ込みます。パラグアイのMFビエラにはVARの結果、レッドカードが提示され一発退場となります。ファールを受けた平河はその後もプレーを続けるもののピッチに座り込み、FW佐藤恵允(ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ)と交代します。

後半、日本は数的優位を生かしながら、パラグアイ陣内に攻め込むと、18分でした。ペナルティエリア内でFW斉藤が仕掛けてクロスを上げると、中央で待っていたMF三戸がヘディングシュート!これが決まって待望の追加点を挙げます。

さらに日本は波状攻撃を仕掛けると、24分に右サイドからMF佐藤がクロス。中央で受けたFW斉藤がパスを出し、受けたMF山本理仁(シント=トロイデン/ベルギー)が左足一閃!ゴールに突き刺さり3点目が決まります。

日本は36分、途中出場のMF荒木遼太郎(FC東京)のフリーキックに、こちらも途中出場のFW藤尾翔太(町田)が頭で合わせて4点目。

さらにFW藤尾は42分にもFW細谷真大(柏)のスルーパスを受けてドリブルで持ち上がると、キーパーとの1対1を冷静に沈めて5点目。

日本は、MF三戸とFW藤尾が2得点ずつを挙げるなど、圧巻の5ゴールでパラグアイに快勝。幸先のいいスタートを切りました。

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