「アジア甲子園」を企画したのは、プロ野球・巨人で2012年から2014年まで育成選手としてプレーしていた柴田章吾さんで26日、首都ジャカルタで発表しました。

大会はことし12月17日から5日間かけて行われる予定で、18歳以下のインドネシア人の選手からなる最低8チームが出場する予定です。

柴田さんは愛工大名電高校の出身で、難病の「ベーチェット病」と闘いながら、夏の甲子園に出場した経験があり、インドネシアの若者にも感動を分かち合いたいと企画しました。

インドネシアでは野球の競技人口はまだ少ないものの、去年日本企業の出資を受け、インドネシアで初めてのプロ野球の球団が発足するなど、野球を盛り上げようという動きが相次いでいます。

柴田さんは「甲子園や野球という文化は日本が世界に誇れるものだ。ASEAN10か国に甲子園という名前を知ってもらえるようにしていくのが目標です」と話し、将来はインドネシア以外の東南アジアの国でも大会を開催したいと支援を呼びかけていました。

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