31歳の角田選手は、豪快なともえ投げや関節技を持ち味に、世界選手権で3連覇を果たし、去年6月にパリオリンピックの代表に内定しました。

20日は、東京 小金井市にある母校、東京学芸大学での練習を公開しました。

初めてのオリンピックに向けた強化のため、今でも週に1回か2回は訪れて練習しているということで、終始リラックスした表情で、組み手や寝技の確認をしていました。

現在は、ひざのけがの影響で軽めのメニューにしているということですが、実戦形式の乱取りでは、得意のともえ投げを見せる場面もありました。

そして練習後には、柔道部の後輩たちから応援メッセージや似顔絵が書かれた日の丸の旗が贈られ「絶対にパリに持っていきます」と笑顔で答えていました。

角田選手は「疲れて練習に行きたくないと思う時も、大学に来ると、また頑張ろうと思える。後輩たちも応援してくれているので、結果で恩返ししたい」とパリオリンピックへの意気込みを述べました。

さらに、けがも抱える中での調整については「大会まであと2か月しかないと、いつもより焦りは強いが、無理して練習量を増やすと痛めてしまうので、追い込めるところまでやる」と話していました。

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