大谷選手は、前の日の移動日を挟んで10日、相手の本拠地サンディエゴで行われたパドレスとの3連戦の初戦に臨みました。

2番・指名打者で先発出場した大谷選手は、1回の第1打席は相手ピッチャーの鋭く変化する力強いボールに対応できず空振り三振に倒れました。

3回の第2打席は、1アウト一塁の場面で打席がまわり、第1打席で空振りしたのと同じ球種を逆らわずにレフト前へ運び、3試合ぶりのヒットをマークしました。

6回の第3打席はファーストゴロに打ち取られ、1点を追う8回にはノーアウト一塁の場面で、この回から相手の2人目として登板した松井裕樹投手と対戦しました。

大谷選手は松井投手の低めのスライダーを捉えて左中間を破るツーベースヒットとして、二塁三塁へとチャンスを広げました。

大谷選手のツーベースは今シーズン15本目で両リーグを通じてトップです。

このあと3番・フリーマン選手の犠牲フライで1対1の同点に追いつきました。

ドジャースは1対1で迎えた9回ウラ、1アウト二塁からパドレスにサヨナラヒットを打たれて1対2で競り負け、連勝が「7」で止まりました。

大谷選手はこの試合4打数2安打で、打率は両リーグ通じてトップの3割5分9厘に上がりました。

一方、パドレスの松井投手は1イニングを投げてヒット2本を打たれて失点が1、敬遠のフォアボールが1つで勝ち負けはつきませんでした。

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