大リーグは12日(日本時間13日)、各地で行われ、ドジャースの大谷翔平選手(29)がヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんの持つ日本選手最多本塁打記録に並んだ。本拠ロサンゼルスで行われたパドレス戦の一回1死、中越えにメジャー通算175本となる今季4号のソロ本塁打を放った。メジャー通算732試合目の出場で(投手だけでの出場を含む)、「特別な数字」と言い表していた記録に到達した。

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 大谷選手は2018年から6シーズンをエンゼルスでプレー。19年と、けがの影響で46試合の出場にとどまった20年をのぞき、毎シーズン20本塁打以上を記録。23年は44本塁打し、日本選手で初めて本塁打王のタイトルを獲得した。昨秋に右ひじ手術を受けたため、ドジャースに移籍した今季は「投打の二刀流」を封印し、打者に専念。3日のジャイアンツ戦で今季1号を放つと、翌5日のカブス戦、8日のツインズ戦とアーチを架け、松井さんの記録にあと1本に迫っていた。

 03~12年に大リーグでプレーした松井さんは、通算1236試合に出場。12年に通算1205試合目(当時レイズ、37歳)で現役最後の本塁打を記録し、その年限りで引退した。日本選手で3番目に通算本塁打数が多いのは、イチローさんで117本(2653試合出場)となっている。

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