2021年のこの大会で優勝し、日本の男子選手として初めて海外メジャーを制した松山選手は、11年連続13回目のマスターズ・トーナメント出場となることし、3年ぶり2回目の優勝を目指します。

大会2日目は日没サスペンデッドになった第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われました。第1ラウンドで、4オーバーの68位と出遅れた松山選手は第2ラウンド、初日に苦しんだパットを立て直し、2番のパー5でフックラインを読み切り、およそ10メートルのロングパットを沈めてバーディーを奪うなど前半はバーディー3つ、ボギー3つで予選通過圏内のスコアを維持しました。

後半も強い風に負けない安定したショットで確実にグリーンをとらえ10番から17番まで粘り強くパープレーを続けましたが、パー4の最終18番でティーショットを林に打ち込んでフォーオン、ツーパットのダブルボギーをたたきました。

松山選手は第2ラウンド、バーディー3つ、ボギー3つ、ダブルボギー1つでスコアを2つ落としましたが、通算6オーバーの50位に踏みとどまり、カットラインぎりぎりで予選を突破しました。首位とは12打差です。

松山選手は「難しかった。最後もパーでいけたらと思ったが、残念な結果になった」と話していました。

特別招待選手として初出場した21歳の久常涼選手は通算12オーバーの82位で予選落ちしました。

首位はいずれもアメリカのブライソン・デシャンボー選手、スコッティ・シェフラー選手、マックス・ホマ選手の3人が通算6アンダーで並んでいます。

この大会、優勝5回のタイガー・ウッズ選手は通算1オーバーの22位で24大会連続で予選を通過しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。