第96回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟など主催、朝日新聞社後援)で4強まで勝ち進んだ中央学院(千葉県我孫子市)の選手20人と相馬幸樹監督らが12日、結果を報告するため同市の星野順一郎市長を表敬訪問した。
中村研心主将(3年)は「たくさんの声援のおかげで結果を出すことができた。さらなる高みを目指して一生懸命頑張ります」。星野市長は「春のセンバツを見ながら、また夏も連れて行ってくれるんだろうと確信した」とし、「千葉県内の高校は全部、『打倒(中央)学院高校』で燃えてくるから、それをはじき返すだけのパワーと団結力をもって甲子園出場を再度決めてほしい」と激励した。
中央学院は春夏通じて3度目の甲子園出場。悲願の初勝利をつかみ、その勢いのままに4強まで勝ち進んだ。準決勝の報徳学園(兵庫)戦では2点を追う九回表2死二、三塁で一打出れば同点のところまでいった。報告後、相馬監督は「少しの満足と大きな悔しさが入り交じった大会だった。選手たちは残り二つの(勝利の)難しさを感じたと思う。また甲子園の地に戻れるようにしたい」と話した。(杉江隼)
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