第106回全国高校野球選手権和歌山大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の運営委員会が12日、和歌山ビッグ愛(和歌山市手平2丁目)で開かれ、開会式を7月10日、開幕試合を11日、決勝を28日とする大会日程が決まった。
開会式と開幕試合を別の日としたことについて、県高野連は「近年の酷暑の傾向を考え、選手の負担を軽減するため」としている。決勝の開始時刻も昨年と比べて1時間早い午前10時となる。
試合はすべて紀三井寺公園野球場(和歌山市毛見)で行われる。
トーナメントの詳細は、参加校数が決まった後に発表される。組み合わせ抽選会は、6月21日に和歌山ビッグ愛の大ホールで行われる。
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県高野連の新しい会長に、和歌山商の西上嘉人(にしがみよしと)校長(58)が4月1日付で就任した。5月に県高野連の評議員会で正式に承認される。
西上氏は和歌山工の卒業生で、日本体育大を経て高校の教諭になった。和歌山東や和歌山工でウェートリフティングの指導者として選手を育て、和歌山北の校長だった2022年度からの2年間、県高体連の会長も務めた。
12日の就任会見で西上氏は「高校生が野球を通じ、心身ともに成長できる環境を整えていきたい」と抱負を述べた。(寺沢尚晃)
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