福岡、熊本、大分の3県を舞台に開催される国際自転車競技連合(UCI)公認のサイクルロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2024」が11日、北九州市小倉北区で開幕した。初日は小倉城周辺で短い周回コースで順位を争うエキシビションレース「クリテリウム」(約45キロ)があり、国内外から集まった17チームの計96人が特設コースを疾走した。
小倉城前では大会委員で元スピードスケート選手の橋本聖子さん(60)らがテープカットし、開幕を祝った。午後1時に武内和久・北九州市長の号砲で選手らがスタートすると、沿道に詰めかけた大勢の観客から声援と拍手が送られた。
レースは14日まで。12日は大分県の別府市―日田市の約138キロ、13日は熊本県の阿蘇山周辺の約108キロ、最終日は福岡県の岡垣町をスタートし、同県宗像市のゴールを目指す約141キロのコースでスピードを競う。次回の2025年大会からは長崎、宮崎を加えた5県での開催を予定している。【城井謙治】
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