一斉にスタートした小倉城クリテリウムの出場選手=北九州市小倉北区で2024年10月11日午後1時、上入来尚撮影

 福岡、熊本、大分の3県を舞台に開催される国際自転車競技連合(UCI)公認のサイクルロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2024」が11日、北九州市小倉北区で開幕した。初日は小倉城周辺で短い周回コースで順位を争うエキシビションレース「クリテリウム」(約45キロ)があり、国内外から集まった17チームの計96人が特設コースを疾走した。

 小倉城前では大会委員で元スピードスケート選手の橋本聖子さん(60)らがテープカットし、開幕を祝った。午後1時に武内和久・北九州市長の号砲で選手らがスタートすると、沿道に詰めかけた大勢の観客から声援と拍手が送られた。

 レースは14日まで。12日は大分県の別府市―日田市の約138キロ、13日は熊本県の阿蘇山周辺の約108キロ、最終日は福岡県の岡垣町をスタートし、同県宗像市のゴールを目指す約141キロのコースでスピードを競う。次回の2025年大会からは長崎、宮崎を加えた5県での開催を予定している。【城井謙治】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。