およそ3か月戦列を離れて、9月に大リーグに復帰したダルビッシュ投手は、10日、相手の本拠地シアトルで行われたマリナーズ戦に先発し、復帰後2試合目となるマウンドに上がりました。

ダルビッシュ投手は1回、2アウトからソロホームランを打たれて1点を失ったあと、2回の先頭バッターにもホームランを許し、立て続けに失点しました。

パドレスは3回、スリーランホームランで3対2と逆転し、その後、ダルビッシュ投手は150キロを超える速球で三振を奪うなど持ち味を見せました。

さらに5回には、ツーシームを高めに決めて2者連続で空振り三振を奪い、その後、ツーベースヒットを打たれて得点圏にランナーを背負いましたが、後続を低めの変化球で打ち取って、この回でマウンドを降りました。

球数は63球で、打たれたヒットは7本、三振は5つ奪って、2失点でした。

パドレスは6回と7回に2点ずつ加えてリードを広げ、7対3で勝って連敗を「2」で止めました。

ダルビッシュ投手は史上3人目となる日米通算200勝目をマークしたことし5月19日以来の勝ち星で、今シーズンの通算成績は5勝3敗、3.52となりました。

日米通算201勝は野茂さんに並ぶ記録で、日米通算で最も勝ち星を挙げている黒田博樹さんの203勝にあと2勝に迫りました。

また、この試合で通算1991奪三振とし、日本選手では初となる大リーグ通算2000奪三振にあと「9」と迫りました。

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