ことしの世界選手権で銀メダルを獲得した川上選手は、予選の2組目で2着に入り、全体では3番目のタイムで決勝に進みました。

決勝では勢いよくスタートを切り、中盤でトップを走る選手に引き離されましたが、最後の最後まで粘りの走りを見せました。

タイムは3位を争ったオーストラリアの選手とともに10秒80でしたが、わずかに川上選手が先にフィニッシュし、パラリンピック初出場で銅メダルを獲得しました。

▽金メダルはアルジェリアのスカンデルジャミル・アスマニ選手
▽銀メダルはノルウェーのサルムアゲゼ・カシャファリ選手でした。

川上秀太「楽しんで走ることができた」

川上選手は「なんとかしっかりメダルをとることができた。絶対ここでメダルをとって次につなげたいという気持ちがあった。楽しんで走ることができてよかった。ただし、満足はしていないので4年後のロサンゼルス大会で金メダルをとれるようにトレーニングをしていきたい」と話していました。

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