国内合宿が始まり、ランニングをするU18高校日本代表の選手たち=関西圏内のグラウンドで2024年8月24日午後1時56分、深野麟之介撮影
写真一覧

 台湾で9月2~8日に行われる野球の第13回U18(18歳以下)アジア選手権に出場する高校日本代表チームが24日、関西圏内のグラウンドで合宿をスタートした。今夏の全国高校野球選手権大会で初優勝した京都国際の中崎琉生(るい)投手(3年)ら18人の選手が練習に臨んだ。

 約2時間半、大会で使用する木製バットでの打撃練習などで汗を流した。主将を務める報徳学園(兵庫)の間木歩投手(3年)は「責任感がある。自分のできることを考えつつ、発言でチームをまとめていきたい」と意気込んだ。

 前日の夏の甲子園決勝で投げ合った中崎投手と関東一(東東京)の坂井遼(はる)投手(3年)は、疲労を考慮し、軽めの調整を行った。

 中崎投手が「昨日の敵は今日の友。良い刺激を受けて日本代表のために頑張りたい」と話せば、坂井投手も「レベルの高い選手ばかり。中崎選手とはライバル」と返し、ともに健闘を誓った。【深野麟之介】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。