【パリ共同】パリ五輪のボクシング女子で性別を巡る騒動の渦中にいる66キロ級のイマネ・ヘリフ(アルジェリア)が9日、ローランギャロスで行われた決勝で楊柳(中国)に5―0で勝ち、初の金メダルを獲得した。  25歳のヘリフは国際ボクシング協会(IBA)が主催した昨年の世界選手権では性別適格検査で不合格となった。しかし、IBAは組織運営などを問題視されて統括団体としての承認を取り消され、パリ五輪は国際オリンピック委員会(IOC)の管轄下で開催している。IOCは「パスポート上は女性なので(出場に)問題はない」との認識を示している。


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