パリオリンピック日程 8/10～11（競技・放送・配信予定）

陸上の女子やり投げ決勝には北口選手が出場します。

北口選手は去年の世界選手権を制し、世界のトップ選手だけが招待される「ダイヤモンドリーグ」でも日本選手で初めて年間チャンピオンにも輝きました。

7日の予選では1回目の投てきで決勝進出を決めましたが、海外勢も6人が北口選手の記録を上回って予選を突破していて決勝では激しい争いが予想されます。

2回目のオリンピックで「やり投げの女王」として女子のフィールド種目では日本選手初となる金メダルを獲得できるか注目が集まります。

この種目ではオリンピック初出場の上田百寧選手も決勝に進出しています。

男子マラソンには日本から3人が出場します。東京大会で6位入賞した33歳の大迫傑選手は2大会連続の出場です。

さらに、マラソン歴わずか2年で急成長を遂げた28歳の小山直城選手と26歳の赤崎暁選手がともに初めてのオリンピックのレースを走ります。

前人未踏のオリンピック男子マラソン3連覇を目指すケニアの39歳、エリウド・キプチョゲ選手の走りにも注目が集まります。

このほか、男子1600メートルリレーでは予選で日本新記録を出し、全体の4番目のタイムで突破した日本チームが20年ぶりの決勝に挑むほか、男子走り高跳びの決勝に初出場の赤松諒一選手が臨みます。

今大会行われる唯一の新競技、ブレイキンの男子では開会式の旗手も務めたエースの「Shigekix」、半井重幸選手が登場します。

音楽とダンスの融合性、「ミュージカリティ」を強みにしたスタイルで、フィジカルを生かしたスピード感のあるムーブが持ち味に王者を目指します。

レスリングでは、いずれも初出場で決勝に進んだ男子フリースタイル74キロ級の高谷大地選手と、女子62キロ級の元木咲良選手の2人が金メダル獲得を目指します。

また、男子フリースタイル65キロ級の清岡幸大郎選手と女子76キロ級の鏡優翔選手の2人が初戦に臨みます。

卓球女子団体では2大会連続の決勝進出を決めた日本がオリンピック4連覇中の中国と対戦します。

この種目4大会連続のメダル獲得を決めている日本は早田ひな選手、平野美宇選手16歳の張本美和選手の3人で絶対的王者の中国に挑み、悲願の金メダル獲得を目指します。

スポーツクライミングの女子ボルダー＆リード決勝では予選4位で初出場の森秋彩選手がメダル獲得に挑みます。

男子高飛び込みは準決勝と決勝が行われ、東京大会で7位入賞した17歳の玉井陸斗選手が日本選手としてこの種目で初めてのメダル獲得を目指します。

アーティスティックスイミングは、2人で演技をするデュエットのフリールーティーンが行われ、16歳の比嘉もえ選手と22歳の佐藤友花選手のペアが出場します。