【京都国際-札幌日大】四回表京都国際1死一、三塁、藤本が適時二塁打を放つ=阪神甲子園球場で2024年8月8日、滝川大貴撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第2日の8日、阪神甲子園球場で1回戦があり、2年ぶり3回目出場の京都国際が、札幌日大(南北海道)に7―3で勝ち、4強入りした第103回大会の2021年以来、3年ぶりに初戦を突破した。京都国際・小牧憲継監督の試合後の主なコメントは次の通り。

京都国際・小牧憲継監督

 一回に4得点できたのが大きな勝因となった。いつも以上に点が入ったこともあり、中盤以降に集中力を欠いた走塁ミスなどがあったことは反省しないといけない。選手個人の能力は高くないので、走塁やバントも加えたチーム力で勝ち上がりたい。

 相手の投手は直球でも変化球でもストライクを取ってくるので、低めの変化を見極めて浮いた直球を狙った。うちは真っすぐに強い打線。変化球が外れれば直球を投げてくると映像からも分かっていた。センバツでは初戦で負けた分、夏の勝利の景色は格別だった。まず1勝できてよかった。

 先発の中崎(琉生)は初戦の硬さがあったが、投げながら修正し、テンポよく抑えてくれた。もともと制球で勝負する投手。引くところは引くという駆け引きもできたのでないか。2部制で試合開始時間が決まっているのはありがたかった。しっかり準備できて試合に入ることができた。

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