【京都国際-札幌日大】九回裏、守備の途中で足がつり、仲間に支えられる京都国際の選手=阪神甲子園球場で2024年8月8日、滝川大貴撮影

 第106回全国高校野球選手権大会の大会本部は8日、第3試合の札幌日大(南北海道)との1回戦で、京都国際の中堅手で先発した沢田遥斗選手(3年)と、右翼手の長谷川颯選手(2年)が体調不良のため、試合後の取材を欠席したことを明らかにした。

 八回裏の守備から退いた沢田選手は、両手、両足の筋けいれんと診断された。長谷川選手は九回裏の守備で右翼への深い飛球を追った後にプレーが途切れると足を伸ばす仕草を見せた。その後、駆けつけた仲間に肩を組んでもらってベンチへと引き揚げ、選手の交代がアナウンスされた。軽度の熱中症の疑いという。

 8日は暑さ対策のため、暑さが激しくなる昼間を避けて朝と夕に試合をする2部制で開催している。第3試合は午後5時1分に始まり、午後7時5分に終了した。【長宗拓弥】

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