【小松大谷-明豊】七回表小松大谷無死一、二塁、田西が2点三塁打を放つ=阪神甲子園球場で2024年8月8日、渡部直樹撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第2日の8日、阪神甲子園球場で1回戦があり、3年ぶり3回目出場の小松大谷(石川)が明豊(大分)を8―4で降し、春夏通じて初の2回戦進出を決めた。小松大谷・西野貴裕監督の試合後の主なコメントは次の通り。

小松大谷・西野貴裕監督

 (七回に田西称が逆転打を放ち)自分は(犠打と)迷ったが、田西を見たら「やるぞ」という顔をしていたので打たせた。(甲子園初勝利を挙げ)積み重ねてきたことが実って本当にうれしい。

 (一回に追いつかれ)西川(大智)のボールが上ずっていたので、せめて同点までと思っていた。あそこで勝ち越されると、たぶん明豊さんのペースになったのではないかと思う。

 (甲子園初勝利)1985年も3年前もサヨナラ負け。(今回は)甲子園で校歌を歌えた。

 (石川大会で強豪の星稜に勝利して甲子園行きをつかんだ)選手たちにはあまりそういう言葉は使わなかったが、地元の軟式野球(出身)の子が多く、自信をつけさせてあげることが監督の仕事の一つだと思ってきたので、うれしい。

 (2回戦は)大阪桐蔭だからと戦い方を変えるようなことは、うちはできない。今日のようにピッチャーが投げるべきところに投げて、打つべきところを逃さずに打っていく。ただそれだけしかない。そこに集中させられるように1週間やっていきたい。

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