【パリ共同】パリ五輪大会組織委員会のエスタンゲ会長が4日の陸上男子100メートル決勝で、選手紹介から選手に位置につくように合図を出すまでに通常より時間がかかったのは、この間にトラックへの侵入未遂があったためだと明らかにした。5日、地元メディアが報じた。

 選手達はレーン上でしばらく待たされたが大きな混乱はなく、レースはノア・ライルズ(米国)が9秒79で制した。エスタンゲ会長は「警備員がよく対応してくれた」と説明した。(共同)

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