陸上男子3000メートル障害の予選は3組に分かれて行われ、各組の上位5着に入れば7日に行われる決勝に進みます。

日本からは前回の東京大会で決勝に進み、日本選手としてこの種目で初めて7位入賞を果たした三浦選手と東京大会で三浦選手とともに日本選手として決勝に進み14位だった青木涼真選手が出場しました。

2組目に登場した三浦選手は、序盤から終始、先頭集団で余裕を持ってレースを進めました。

4着でフィニッシュし、8分12秒41のタイムで東京大会に続いて2大会連続で決勝に進みました。

一方、3組目に登場した青木選手は、全体的に遅いペースの中、集団の真ん中あたりでレースを進めましたが、残り1周でのスパートも及ばず8分29秒03のタイムで8着となり、決勝に進むことはできませんでした。

三浦龍司「決勝で自分の最高のパフォーマンスを」

陸上男子3000メートル障害で決勝進出を決めた三浦龍司選手は「ある程度、全力でぶつかる予選になると思っていた。予選にしてはかなりレベルが高かったしハイペースな流れだった。なかなかいい感覚のなかで観客の声援もあって楽しく走れた」とレースを振り返りました。

また、決勝に向けて「予選と同じように全力でぶつかっていくなかで自分の最高のパフォーマンスをしていけるところまでいきたい」と意気込みを話していました。

青木涼真「理想と現実の厳しさを知ることができた」

陸上男子3000メートル障害で予選敗退となった青木涼真選手は「予想していたペースでレースは進んだが自分はついていくことができなかった。春から調子が上がらず、理想と現実の厳しさを知ることができた。この失敗は、いい経験になったと思う」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。