8月12日から始まる北部九州インターハイの柔道女子団体。宮崎県代表の鵬翔高校は、初めての大舞台で飛躍を誓います。

鵬翔高校柔道部には31人が所属、このうち女子の部員は12人です。
今年の県高校総体・女子団体決勝リーグ、優勝争いは鵬翔と小林西の2校に絞られました。1勝1敗で迎えた大将戦、鵬翔は山元が払い腰で技ありを奪うと、そのまま抑え込み1本勝ち。創部34年目で団体戦初優勝、インターハイ初出場を決めました。

今年4月に就任した遠矢大将監督は、『意識改革』に取り組んだ成果と話します。

(遠矢大将監督)
Q・どんな意識改革を
「選手たちにチームとして個人としての目標を必ず決めさせて、目標に向けて取り組まないといけないことを考えてもらって、その後、技術や専門的な知識を提供して取り組んでもらいました。」

柔道女子の団体戦は、先鋒・中堅・大将の3人で試合が行われます。先鋒を務めるのはキャプテンの川口彩絵選手。県総体では個人戦でも優勝。チームに勢いをつける切り込み隊長です。

(先鋒・川口彩絵主将)
Q・先鋒として
「自分の後に二人いるといい想いでチームの流れを作りたいです」
Q・初のインターハイです
「自分の柔道人生で一番思い出に残り先生や家族に感謝を伝えられるような試合にしたいです。目標はインターハイベスト4に入ることです。」

中堅は、チーム一の努力家、『内股』を得意とする長友奈々実選手です。

(中堅・長友奈々実選手)
Q・中堅として
「県総体では仲間に支えられたので、全国大会では自分の力で勝ちを掴めるようにしたいです。」
Q・目標は
「最初で最後の全国大会なので勝ちにこだわります。」

大将を任されているのは2年生の山元夏姫選手。得意の『払い腰』で豪快な1本を狙います。

(大将・山元夏姫選手)
Q・大将として
「大将ということで、みんなに注目される試合になると思うので、綺麗な技を決めて優勝に一歩一歩近づきたいです。」
Q・どんな大会に
「緊張しすぎず自分の柔道が出来るように頑張ります。」

県総体初優勝で勢いに乗る鵬翔女子柔道部。全国でも「旋風」を巻き起こします。

北部九州インターハイの柔道女子団体は、8月12日から大分県で行われます。

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