パリオリンピックの柔道混合団体で銀メダルを獲得した宮崎県都城市出身の高山莉加選手に、都城市から市民栄誉賞が贈られることになりました。

高山莉加選手は都城市出身の29歳。柔道混合団体・フランスとの決勝では、女子70キロ超級に出場し、1階級上の78キロ超級で銅メダルを獲得したロマンヌ・ディコ選手と対戦。

高山選手は、体格が一回り大きい相手に翻弄されますが、懸命に立ち向かい、開始1分50秒過ぎ、大内刈りで技ありを奪うと、そのまま優勢勝ち。日本は惜しくも敗れましたが、高山選手は決勝までの4試合全てに出場し、銀メダル獲得に貢献しました。

(都城市出身・高山莉加選手)
「個人戦ではメダルを獲得できず、悔しい結果に終わってしまったんですけど、団体戦ではチーム一丸となって銀メダルを獲得できて、悔しさとうれしさのオリンピックとなりました。」

この活躍を受け、都城市は高山選手に市民栄誉賞を贈呈することを決めました。市民栄誉賞の贈呈は、野球の山本由伸投手や戸郷翔征投手に続いて、高山選手が6件目。贈呈式の日程は調整中だということです。

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