パリオリンピックの大会3日目、競泳は5種目の予選が行われ、このうち男子400メートル個人メドレーでは、瀬戸選手が予選2組に出場し、最初のバタフライでは、この種目の世界記録保持者でフランスのレオン・マルシャン選手を抑えて一時はトップに立ち、その後も上位をキープして、4分10秒92のタイムでフィニッシュしました。

瀬戸選手はこの組の3位になり、全体でも3位で、決勝進出を決めました。

また、オリンピック初出場の松下選手は予選1組に出場し、4分11秒18のタイムで全体の5位で決勝に進みました。

男子400メートル個人メドレーの決勝は、日本時間の29日午前3時30分に行われる予定です。

瀬戸大也「ほっとしている」

決勝に進んだ瀬戸大也選手は「バタフライは調子がいいので、背泳ぎもうまく泳いで、平泳ぎから伸びた。最後の自由形では結構抜けていたので、周りを見ながら泳いだ。3番だったけど、決勝に駒を進められてほっとしている」とレースを振り返りました。

そのうえで、決勝進出を逃した東京オリンピックを踏まえて「東京大会の悔しさをぶつけてしっかりと決勝に駒を進められたし、真ん中のほうのレーンで泳げるのでよかった。この舞台に立てていることに感謝して、一生懸命泳ぎたい」と意気込んでいました。

松下知之「落ち着いて泳ぐことができた」

決勝に進んだ松下知之選手は「予選はすごく緊張したが、まずは練習の成果を出そうと、落ち着いて泳ぐことができた。少し余力を残して泳ぎ切ることができた」と振り返りました。

決勝に向けては、この種目の世界記録保持者で今大会に出場しているフランスのレオン・マルシャン選手に触れて「マルシャン選手が主役となるような大会だと思うが、どこまで食らいつけるかというところで頑張っていきたい」と意気込んでいました。

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