名古屋場所の三段目は12日目を終えて、尾上部屋の伊波と、時津風部屋の時天嵐、田子ノ浦部屋の関塚の3人が6戦全勝で並んでいました。

伊波は時天嵐と対戦して「上手投げ」で勝ち、先に取組のあった関塚が敗れたため、ただ1人、7戦全勝として優勝を決めました。

伊波は鹿児島県奄美市出身の23歳。

高校から本格的に相撲を始めて強豪の日大に進み、ことし初場所の前相撲で初土俵を踏みました。

その後、序ノ口と序二段をいずれも6勝1敗と勝ち越し、三段目に番付を上げた今場所は、身長1メートル89センチ、体重145キロの体格を生かしての四つ相撲を持ち味に白星を重ねました。

伊波は「めちゃくちゃうれしい。序ノ口と序二段はあと一歩だったので、やっと全勝できたのが一番だ」と喜びを話しました。

同じ尾上部屋には大学時代の同級生が幕下に2人いて「関取に一番早く上がれるように頑張りたい」と意欲を燃やしていました。

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