ことしで95回目となった都市対抗野球は、全国の予選を勝ち抜いた32チームが都市の代表として出場して東京ドームを舞台にトーナメント方式で戦います。

大会は、19日から始まり開幕戦は去年の優勝チームで初の大会連覇を狙う豊田市のトヨタ自動車と10年ぶり5回目の出場となった浦添市の沖縄電力が対戦しました。

試合はトヨタ自動車の先発、嘉陽宗一郎投手と沖縄電力の投手陣の投げ合いとなり8回まで両チーム無得点のまま進みました。

そして9回、トヨタ自動車は嘉陽投手が2アウト一塁三塁とされると「ミスター社会人野球」とも呼ばれ、この夏で現役を引退する40歳の佐竹功年投手がリリーフし、ピンチを切り抜けました。

打線は直後の9回ウラの攻撃1アウト一塁二塁のチャンスで7番の高祖健輔選手がタイムリーヒットを打って、1対0でサヨナラ勝ちして1回戦を突破しました。

一方、敗れた沖縄電力は投手陣がふんばって接戦に持ち込みましたが、9回表のチャンスを生かせずこの大会での初勝利はなりませんでした。

大会は12日間の日程で行われ決勝は今月30日の予定です。

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