敗退が決まり、ベンチ前に整列する昴学園の選手=三重県松阪市のドリームオーシャンスタジアムで2024年7月19日午前11時47分、下村恵美撮影

 第106回全国高校野球選手権三重大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)は19日、四日市市営霞ケ浦球場など県内4球場で2回戦8試合が行われた。シード校が登場し、春の県大会を制した津田学園や東海大会準優勝の菰野、3月の選抜大会に出場した宇治山田商は3回戦に進んだ。春季県大会3位の昴学園は海星に敗れた。

 2018年に白山を甲子園に導き、「下克上第2章」として注目されていた昴学園の東拓司監督は「悔しいが、最後まで攻める姿勢を作ってくれた」と選手をねぎらった。青木大斗主将(3年)は「緊張して思い通りのプレーができなかった。来年は一つでも多く勝って甲子園を目指してほしい」と後輩に託した。

 1回戦で昨夏優勝のいなべ総合を破った尾鷲が神戸に逆転勝ち。2年前に優勝した三重や高田、暁とともに16強入りを果たした。

 20日は県内4球場で8試合が予定されている。【村社拓信】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。